- さんう
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さんう【三有】〔「さんぬ」とも〕〔仏〕(1)欲界・色界・無色界の三界のこと。 また, 三界に生きるもの。(2)現在の生である本有(ホンウ), 次の生である当有(トウウ), その中間の状態である中有(チユウウ)の総称。→ 有IIさんう【山雨】山に降る雨。 山の方から降ってくる雨。~来たらんと欲して風(カゼ)楼(ロウ)に満(ミ)つ〔許渾の詩「題咸陽城東楼」から〕山雨の来る前には, まず高楼へ風がさっと吹きつけてくる意。 転じて, 変事の前の情勢の穏やかでないさま。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.